碧のサカナ

V6.嵐.ジャニーズWEST.ハロプロについてお話しします。

またどうしても「Silent」第2話の感想が書きたくなった

 

高校生時代の青羽と佐倉くん。

どうでもいいやりとりこそが青春だよね。

 

前の席に座って椅子を反対にして、後ろの席の彼女に話しかけるのですら青春に思う。

 

 

突然の顧問。

 

 

「部活引退して、進路決まって、残りの高校生活で恋愛か。完璧か。絶対幸せになれよ。お前ら二人が付き合って学校中が失恋パンデミックだよ。お前ら自分がモテるって自覚あるか。自覚ないだろ。自覚のないモテるやつ、先生嫌いじゃないよ。帰れ!おう帰れ帰れ!手繋いで帰れ!気をつけて帰れよ!!」

 

 

「本当に手繋ぐんだ」

「顧問の指示だから」

 

 

 

ちょっ、どこの世界にこんな完璧なやりとりあるの?????

 

学校中の???人気者二人が????付き合って????手を繋いで帰るだと???その理由が、顧問の指示だからってはにかみながら言ってくれるの???はあああ???好きしかないだろこのやろう。

 

 

 

 

徐々に徐々に、耳に違和感を覚える佐倉くん。

ここ、まだ詳しくは書かれていないけれど、佐倉くんのお母さんがすごく耳のことに敏感になっている気がして、何かきっと理由があるんだろうなあと思う。

 

「いつから?」

「卒業式の後から」

「聞こえにくいの?」

「なんか、ずっと耳鳴りみたいなのしてて…すごいうるさい」

 

ここの目黒くんの表情、これだけで泣ける。

佐倉くんっていつも笑顔なんだけど、それが悲しかったり優しかったり、笑顔のパターンが何パターンもあるイメージ。対する青羽は泣く表情が何パターンもあるイメージ。

 

 

 

公園で待ち合わせする二人。

好きな人に会う前に前髪確認する青羽可愛い。

でも早く好きな人の前に行きたくて走っちゃうから、結局崩れちゃうのもっと可愛い。

黙って直してあげる佐倉くん優勝。

 

 

 

「今日、なんで?」

「ああ、うん。青羽に聞いてほしいことあって。」

「何?」

「………」

「大学、大変?部活で嫌なことあった?佐倉くんに向けられる悪意ってね、全部嫉妬だから聞き流して大丈夫だよ。みんな佐倉くんのこと嫌いなんじゃないの。好きすぎるの。人の悪口ってね、悪口言っていい人には言っていいんだよ。私、言っていい人だから。寝たら忘れる人だから。はい、どうぞ。」

 

 

青羽の優しさに何も言い出せなくなる佐倉くん。

大学一年生でこのやりとりできるのマジで外見も中身も美しいな。

お互いを思う気持ちが強すぎて言葉が出てこないの切なすぎる。

 

 

「泣きたい時。優しくされると泣きたくなるよね。わかる。いいよ、泣いとこ泣いとこ。男の子だって泣いていいんだよ。私、寝たら忘れる人だから。」

「大丈夫。泣くの大丈夫」

「うん。じゃあなんかあったら電話して?」

「うん、わかった」

「なんもなくても電話して。」

「わかった」

「佐倉くんの電話したい時に電話して。私、したくない時ないから。24時間体制だから。」

「青羽、電話好きだよね」

「うん、好き。声、聞けるからね」

「声はね、聞きたいよね」

「佐倉くんの声聞くたびに思うんだよね。好きな声だなあって」

 

「青羽、ごめん。時間が。」

 

「あのさ、名前言ってもらってい?」

「つむぎ?」

「うん、知ってる。えっとねえ…」

「あ、佐倉くんってこと?え、あ、そういうことか」

「想くん」

 

 

泣くよね…。もう始まって20分で大号泣だよね…。

こんなに想い合っている二人なのに、耳が聞こえなくなるって言う現実が、2人の会話を絶妙に噛み合って行かなくさせるの苦しいしかない。川口春奈ちゃんも目黒くんもお芝居うますぎなんよ…。そんな表情しないでくれ…

 

 

公園での別れから、現実に戻って、1話のラストシーンの別れに戻る。

二人とも号泣して、それぞれの道を歩く。

 

 

「つむぎ?大丈夫?バス乗れた?」

「あ、大丈夫」

「今どこ?」

「えっと、大丈夫。 大丈夫、大丈夫」

「お迎え行くから待ってて。乗り換えるとこだよね?この電話切ったら、動画検索して?パンダ、スペース、落ちるって。可愛いの出てくるからそれ見て待ってて」

「パンダ…」

「わかった?」

「わかった」

 

 

ごめん、もう絶対絶対湊斗くんには世界一、いや、宇宙一幸せになってほしい。

 

何も言ってないのに、青羽の泣き声と心ここにあらずの返答だけで、何かあったと悟れる湊斗くんは絶対自分が辛い経験してきた人だし、そんな時に何か言葉をかけるのではなくお迎えに来てくれて、しかもパンダの可愛い動画勧めてくれるとかもう…もうっっっ!!!!!そんな湊斗くんを私は全力で抱きしめてあげたい(やめてください)

 

 

佐倉くんと奈々(夏帆ちゃん)のシーン。

イヤホンを使わない奈々は、補聴器だと勘違いする。そしてすぐにイヤホンの値段を調べる奈々。

 

相当な音楽好きか、お金持ちなんだね。お金持ちだから、新しいの買うから、返さなくていいよって言う奈々は、佐倉くんのこと好きなんだなあ。

 

でもそれを振り切って、「音楽好きの方だから」って言う佐倉くんは本当に優しくて、そしてまだ青羽のことをひきずっている。

 

夏帆ちゃんの手話と表情もめちゃくちゃうまいんだよな…。どう言う設定かまだわからないけれど、佐倉くんよりも耳が聞こえない歴は長くて、手話のスピードも表情も慣れているのが読み取れる。そして返す選択をする佐倉くんへの嫉妬の表現もうまい。

 

 

 

 

「パンダ、おちた?」

「2、30匹」

「結構落ちたね」

「コーヒーとココア、どっちがいい?」

「コンポタ」

「コンポタもあります」

 

 

ごめん、もう私が湊斗くんと付き合っていい?????

(やめてください)

 

 

ただなんだろう、このすっごい切ない感じ。

お迎えだけで素晴らしくできる人間なのに、待ってる間のケアまでしてくれてそんで飲み物まで調達してくれんの?????は????好きしかないだろう!!!って感じなのに、コンポタまで出してくれた湊斗への、なんだろうなあ、う〜んうまく言葉にできないんだけど、元カレに会って、いろんなことがあって、誰かにすがりつきたい相談したい気持ちと、今彼の湊斗に今は少し会いたくない気持ちとのせめぎ合いで、ココアとコーヒーの優しさじゃなくって、ちょっと拒絶の意味を含めたコンポタ的な???意味わかる???でもそこで本当にコンポタを用意しているのが湊斗なんですよね。コンポタもありますって言われたときの青羽の嬉しい気持ちとちょっと複雑な気持ちが表情で見て取れる。辛い。そしてコンポタを開けて渡してくれる湊斗くんの優しさ。泣くしかない青羽。肩を抱くのではなく、さすることを選んだ湊斗。ん〜〜〜〜〜苦しい。切ない。私の涙腺も大爆発(知らんがな)

 

 

 

正直、会わなくても返せる方法はあるし、会いたくなければ、もう返さない選択もできたはずなのに、きちんとLINEして連絡をとる佐倉くんはやっぱり青羽のことが気になっているんだと思う。でもそれを湊斗くん経由で聞くのは苦しすぎるよ…。知らないんだろうけどさ…。

 

 

カフェで待ち合わせる二人。

耳が聞こえていないから、青羽の問いかけもわからない。

イヤホンだけを置いて帰ろうとする佐倉くん。咄嗟に追いかけて手を掴んだ時の佐倉くんの表情が足音も何も聞こえないから、驚いた表情をするのがすごくリアルだった。

 

そこから必死に引き止めようとするけど、きちんと伝わっているかわからないから何度も後ろを振り返って席に誘導しようとする青羽もリアルだよね。

 

 

色々聞きたいことはあるはずなのに、第一声が「元気だった?」なの、あんたらやっぱりお互いを想いあいすぎてんのよ…。もうそれだけでこっちは泣けんのよ…。

 

 

湊斗くんとの待ち合わせ場所に着く青羽。

今度は、湊斗くんが青羽を呼ぶ。どちらも耳が聞こえるから、すぐに相手の居場所が分かる。

さっきの対比だね。つらい。

 

 

佐倉くんには少し伺いながら言葉を選びながら話すのに、湊斗には思ったことを口に出せる関係なのも対比だよなあ。

 

 

「それ新しいね、スカート」

 

新しいスカートを履いて佐倉くんに会ってたんだなあと思うと、なんか色々思うところがあるよね。

 

ただすぐに新しいスカートに気づいてくれる湊斗くんのことは大事に大事にしような、青羽。(こういう一つ一つのセリフがすごく丁寧に描写を書いていてそこがこのドラマの好きなとこの一つ)

 

青羽が不安定になると思って黙っていた湊斗くん。

湊斗が佐倉くんに会いたくないのは、嫉妬もあるのかも知らないけどそれ以上に友人として耳が聞こえないことを言ってくれなかった、支えてあげられなかったことに対しての気持ちからなのかなあ。

 

 

友人に佐倉くんのことを話す青羽。

川口春奈ちゃんって何個泣きの演技の引き出し持ってんのよ…。

なんかもうどれもうますぎて、感情輸入しまくってるわい。

 

 

 

 

「はじめから出会わなければよかったって。この人に出会わなければこんなに悲しい想いしなくて済んだのにって」

「好きになれてよかった、って思います。思いたいです。」

 

 

青羽もすごく素敵な子よね。

そしてきっとこの時に浮かんでいるのは湊斗ではなく、佐倉くんだよね。

 

 

手話を勉強する青羽。

もう一度会って話したいと伝える青羽。

 

「私の、年齢は26歳です」

「知ってる」

「私の誕生日は、4月28日です」

「知ってる」

「私の家族は3人で、母と、私と、弟です」

「知ってる」

「だよね。知ってるよね。」

 

 

 

私、8年前に付き合ってた人の誕生日とか正直覚えてない

(しらんがな)

 

 

え、普通覚えてるもんなのかな?

でも8年経っても全部全部知ってるって返してくれる佐倉くん、絶対青羽のこと好きじゃん。なんだよ。そして、だよね、知ってるよね、の青羽ももうさ…、もう二人付き合っちゃえよ(湊斗本当にごめん、キミは私と付き合おう)

 

 

「好きな人できた、ってLINE?」

(首を振る佐倉くん)

「送ったでしょ?好きな人できたって。別れようって」

「好きな人がいる、って送った」

「いる?」

(青羽を指差す佐倉くん)

(一瞬よくわからなくて考える青羽)

「悲しませたくなかった」

「このこと知ったら、そうやって泣くと思ったから」

「いや、振られて泣いたし。今よりもっと泣いたし。」

「今は、青羽のこと泣かせない優しい人がいるの?」

「うん。いるよ。今度会ってよ」

(えーって表情の佐倉くん)

「なんでよ、会ってよ」

 

 

私の全涙腺が崩壊した

 

 

好きな人ができたってとらえた青羽と、好きな人がいるって送った佐倉くん。

好きな人(青羽)がいるから、別れよう。なんて、そんなあんた…。どんな想いしてたらそんな言葉思いつくのよ…。もう。

 

 

そんで、スマホに打った文字を見せる佐倉くんの顔が、もう好きが溢れちゃってんのよ。その顔は。そんな優しい顔しないでよ。青羽の今度今の彼と会ってよって言葉に少しの嫉妬と戸惑いを含んだ顔で笑うのずるい。そんな顔するのずるい。

 

 

 

 

 

正直、第1話がよすぎて、この気持ち最終話までちゃんと続くかな…って不安だったんですけどそんな不安全部全部取り去ってくれるくらい第2話もめちゃくちゃ良くて、泣いた。丁寧に丁寧に作られてるのが分かるし、川口春奈ちゃんも目黒くんもめちゃくちゃ演技がお上手だし、もう本当、いろんなところですでに言われてるけど、すごいドラマになりそうな予感がすごくてめちゃくちゃ楽しみ!!!。第3話も楽しみにしてるぞ〜〜〜〜〜!!!!!