碧のサカナ

V6.嵐.ジャニーズWEST.ハロプロについてお話しします。

「silent」第1話を見てどうしても感想が書きたくなったから書こう

 

もはや何ブログやねんって感じなんですけど昨日TVerで見た「silent」がめちゃくちゃ良かったんだけど、誰とも感想を共有できないので、ここに思いの丈を書かせてくれ!!!!お願い!!!!ってな感じで突然のドラマ感想ブログの始まりです。

 

 

 

 

 

 

映画みたいに綺麗な映像。

川口春奈ちゃんも目黒くんもどちらも学生にしか見えない。

お喋り好きで、学生特有のちょっと女の子の方が成長が早くて、どうしても会話の流れを作っていくのは女の子の方な青羽と、イケメン高身長、ちょっとシャイなんだけどはにかんだ笑顔が可愛い佐倉くん。(個人的に、川口春奈ちゃんにこういうちょっとお喋りでしっかり者の役やらせたら20代の女優さんで右に出るものはいないと思ってる)

もうこの二人の冒頭のやり取りだけで、そんな甘酸っぱい学生時代はとっくに卒業した私にはギャンギャン刺さって痛かった。

 

「雪だね!」

「雪だね」

「積もるかなあ」

「ああ…積もんないでしょ」

「積もるな。これ絶対積もるやつだ。」

 

 

何この会話。私も10年前に戻ってしたい(無理です)

青羽のお喋りに笑いながら付き合ってくれる佐倉くん可愛すぎるし、自分のペースでどんどんお喋りする青羽も愛おしい。

 

 

「シー!!」

「ん?」

「静かだねえ。雪降ると静かだよねえ…。ね!?静かだよね?」

「うるさい、青羽の声、うるさい!」

「佐倉くん、静かだねえ〜〜」

「うるさい!シー!!」

 

 

最後まで見てもう一回見るとここのやり取りが悲しくて切なくて、、、やっぱり切なくてどうしようもない気持ちになる。

 

朝方の雨。

すごい音。うるさい音に目覚める青羽。

これも全部全部音に対しての描写で、このドラマの軸に「音」が深く関係しているのがわかる。そして青羽がその雨音を今、一緒に聞いているのは佐倉くんではない。

 

 

 

てか、青羽ちゃんも青羽の弟くんもイケメンすぎて美男美女姉弟なのつらい…。

(そして佐倉兄妹も以下同文…)

 

 

 

一緒に住む家の内見に行くために電車を待つ青羽。

ホームで今彼の湊斗くんに電話をする青羽。本当に青羽って電話が好きなんだなってのがわかるシーン。そしてなんでもない電話に付き合ってくれる男性のことは大切にしような、青羽(私情が入りすぎ)

佐倉くんを偶然見つける青羽。8年間も会っていなかった人を東京で見つけられるのってやっぱりずっと思ってないとできないと思う。そして自分の用事も、繋がっている彼氏の電話も忘れて改札を出て追いかけちゃうくらいにはやっぱり佐倉くんのことがずっと心にあるんだと思う。

 

 

 

主成分優しさの湊斗くんが青羽に電車に乗り遅れた理由を聞くの辛かっただろうな。

 

「人違いだったかも」

「うん、人違いだったかもね。想だったら紬の声、気づくよ」

 

本当は人違いではないことに青羽も湊斗くんも気づいていて、でもお互いを傷つけないために「人違いだったかも」って言うのに、結局湊斗くんは「紬の声に気づかないはずがない」って断言しちゃうの泣ける。どんだけいい人なん…。彼女の元カレ話にそんなん言えるか?普通。どんだけいい人なんよ。

 

 

 

そして男友達だけの飲み会で、佐倉くんのこと聞いちゃう湊斗くん。

青羽はやっぱりクラスで可愛い認定されてる女子だよね。そうだよね。やっぱり美男美女カップルだったんだなあ。

 

青羽は青羽で心ここにあらず。ずっと佐倉くんのことが頭にある。

湊斗を気遣っての「人違いかも」もあるんだろうけど、本当は自分を守るための「人違いかも」もあるのかもなあ。人違いではないのはわかってる。でも人違いであってほしい。でも、、、って言う人間の感情って1個じゃない部分が現れてる。

 

 

 

 

「いいじゃん別に。湊斗ラッキーじゃん。想が居たら、青羽さん、お前と付き合ってなくない?再会とかされたら、ねっやばいでしょ。」

 

冗談にならない言葉が痛い。

 

 

 

 

湊斗くんと結婚してほしい青羽弟。

それだけで、佐倉くんと別れて青羽がどれだけ落ち込んでいたかが分かる。

きっと近くで見ていたから余計に青羽と湊斗くんで幸せになってほしいんだろうなあ。

 

 

青羽も湊斗くんも佐倉くんのことが頭の片隅にありながらも明るく未来の電話をするのがどこか切ないね。わざわざ検索履歴から「佐倉想」の名前を消すのが、あえて蓋をするようで辛い。

 

 

 

 

体育館で落ち着きのない青羽。

佐倉くんが話し始めた途端に、顔を上げる青羽。

 

「好きな声だった。好きな声で、好きな言葉を紡ぐ人だった。」

 

好きな人の声ってどうしてか聞きたくなるもんだよね。

そして、声が好きなら尚更。全ての理由を知ってしまってるから余計に切なくなる。

 

 

「想?彼女いないよ。今は」←前は居たことがわかって爆死

「青羽って彼氏いるの?って聞かれた。想に。ついさっき」

「え?なんて言ったの?」

「知らないって。自分で確認すればって。」

「いないよ。彼氏いない。一人もいない。ぜんっぜんいない」

「うん。それ、想に言ってやって」←声も言うことも優しすぎて全男、湊斗くんになれ

 

「佐倉くん」←声がコイスルオトメでゲロかわ

「ん?なに?」←この顔がもう好きな子から話しかけられた顔なんよ。もう愛おしいが出ちゃってんのよ

「何聞いてるの?」

『お前が何聞いてんだよ』

「ああ、これ?ふっじゃあ、はい。」

「ああ〜はいはい。ん〜」

「え?なに」

「いいよね。これすごくいい」

「知ってる?」

「知ってる!」

「本当に?」

「知ってるよ!」

 

 

おい、殺す気か?????

 

もう2度とこんなやり取りの中に戻ることはできない現実を突きつけられてわたくし胸が痛いんですけど(笑)

 

好きな人の前では少しなんだろ知ったかぶりしてたいと言うか、好きな人の好きなものは全部知ってたいと言うか、そんな青羽がめちゃくちゃ可愛いですよね。それを見つめる佐倉くんも、可愛いなあ〜が溢れちゃっててもうキュンキュンと言うより私はギャンギャンと心が痛いです。

 

 

「今度CD貸すね?」

 

その二人の向こうにぼんやり映る湊斗くんが微笑んでるようにも思えるし、二人の会話を聞きたくなくて教室を出たようにも思えるし、この時の心情はどうだったんだろうなあ。もうこの時から青羽のことは好きだったんだよね。

 

 

 

 

今思うと学校っていうのはすごい場所だった。

嫌でも週5で行く場所で、嫌でも週5で好きな人に会える場所だった。

 

 

ツイッターでも書いたんだけどわたくし、この言葉に爆死した(笑)

もう2度とその学校に私は行くことがないんだなあって思って、本当、青春を体現してるよね。その時その時は嫌なことも行きたくないこともあったと思うんだけど、今振り返ってみると、ああ〜あの頃って青春だったなあ〜って思うから、学校って本当にすごいところだと思う。

 

 

「青羽!!」

「はい!!」

好きな人に名前を呼ばれて、大きな声で返事しちゃうのかわいい。わかる。そうなるよね。

「取って」

「取った!」

「新譜入ってる。貸す」

「借りる!」

 

なあ、下からのアングルの目黒くんと上からのアングルの川口春奈ちゃんがこんなにお顔が崩れないなんて同じ人間としてどうなってんの?????重力ってもんを知らんのか????許されねえぞ????(うるさい)

 

 

一貫して、この二人のやりとりって、単語で表現されることが多くて、「雪だね」「雪だね」「取って」「取った」「貸す」「借りる」単語だけでこんなに可愛くて愛おしい言葉になるから不思議。

 

 

「好きです。付き合ってください」

「ん?何?」←絶対聞こえてた顔

「あ…何聞いてんの?って言ったの」

「ああ、スピッツ

スピッツは知ってる。本当に知ってる。本当に好き」

「うん。好き」

「あれ好き。ハチクロのやつ」

「うん、俺も好き」

「ね」

「うん」

「うん」

「青羽」

「うん?」

「好き、付き合って」

「ん?」

「すーき。つきあって!」

「え?」

「え?もっかい言う?」

「ああ、ううん。大丈夫。あ、言ってくれてもいいけど。言う?言っとく?どうぞ。あ、ちょっと待って。録音?録音するから。あ、これどうやってやるんだっけ?あ、なんかこれ答えるやつ?」

「うん。答えるやつ」

「なんて答えればいいの?」

「それ俺が決めていいの?」

「いいよ。決めていいよ」

「じゃあ、よろしくお願いします、じゃない?」

「よろしくお願いします」

「うん、わかった」

 

 

ごめん、なんかいしねばいい????

 

なんだよこのやりとり。好きしかない。全女子が青羽になった自信がある。私は青羽だって、何度も何度もここ見たでしょ?みんな!

 

そしてこのやりとりに青羽のあざとさが無いのがすごい。川口春奈ちゃん天才か??あざといんじゃなくって、うぶでピュアなやりとりにきちんと見えるからすごい。

 

そんでイヤホンを耳にさしてスピッツを流す佐倉くん。

スピッツの「魔法の言葉」

二人の中にはいつも音楽が、音があって、そして何より言葉を大事にしていて、それがこの曲に現れていて切ない。

 

 

 

あふれそうな気持ち 無理やりかくして
今日もまた 遠くばっかり見ていた
君と語り合った 下らないアレコレ
抱きしめてどうにか生きてるけど

魔法のコトバ 二人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もないこの頃
思い出して おかしくてうれしくて
また会えるよ 約束しなくても

 

 

スピッツの「魔法の言葉」をここでチョイスするの、泣けるよね。

何もかも伏線に思えて仕方ないのに、この時の二人にはこんな未来が、こんな歌詞が痛いほど刺さるときが来るなんて知らないのが何より辛い。

 

 

よく長電話をした。

時々、電話の奥から家族の声が聞こえるのが好きだった。

クリスマスにプレゼント交換しようって言って、予算だけ決めていざ交換したら同じイヤホンの色違いで。本当に交換しただけだねって笑った。高校を卒業して進学して、その頃まだ、イヤホンの調子は良かったのに。

イヤホンが壊れてしまったのは3年くらい前。それからずっと音が出ない。

 

 

佐倉くんの耳が聞こえなくなったのと同じ時期にイヤホンから音が出なくなるなんて、切なすぎる。そしてお互いにそれを知り得ないのが辛い。

 

 

 

 

人って、いろんな決断をするときに色々振り返ったりするでしょう。

だから、そう言うタイミングに、過去にしたはずの人を思い出すことが多いと思うんですよね。今回の青羽もそう。同棲しようとしたタイミングで、まあ今回は佐倉くんを見かけちゃったって言うのがあるんだけど、そのタイミングでどうしても、過去を思い出しちゃう。バイト先のカップルが音楽を聴きに来ただけでも思い出しちゃう。そしてそれは湊斗くんも同じ。

 

 

古賀先生は、耳のことを知っていて、湊斗くんと佐倉くんを引き合わせたいように見えるね。

最近どう?の佐倉くんの返事が「静かです。」なの、もうどうしたいいの。

 

 

佐倉くんの実家に行く湊斗くん。

耳が聞こえないことを知ってしまう湊斗くん。

 

友達も切って、一切耳のことを隠していた佐倉くん。

そしてすごく神経質になっているようにも思える佐倉くんママ。

本人も、家族も、きっとすごく辛かったんだろうことがわかる。

 

 

 

連絡先を聞いたものの、なんてLINEをしたらいいかわからない湊斗くん。

元気?は違う。元気なわけがない。何度も打ち直して打ち直して、結局何も知らないふりして「元気?」と送る。

 

 

きちんとお兄ちゃんに謝る萌ちゃん優しいね。

気になって、青羽弟まで連絡するのいい子。

 

 

 

ちょ、風間くんじゃん!!!!!

(急に騒ぐジャニオタ)

 

 

ごめん、全然事前情報入れずに、ツイッターでの評判が良かったから見始めたので突然の風間ぽんにほんと驚いた。

 

「なんで気になったんですか?手話」

「友達…」

「友達?」

「友達っていうか。昔の友達なんですけど。なんかわかんないんですけど、そういうことらしくって」

「耳が聞こえない?」

「いや!わかんないんですけど!何かの冗談とか…そんな冗談ないですよね…」

「別に覚えなくてもいいんですけど。もし良かったら」

「できれば、覚えたくないですね。また、普通に話したいです。」

 

 

 

ここの鈴鹿くんの演技、すごく良いですよね。「耳が聞こえない」現実を受け入れたくなくて、そんな言葉聞きたくなくて、思わず違うと否定したくなる気持ちが溢れてる。そしてなんて良い子なんよ、湊斗くん、、。

 

 

 

「ただ、元気でいてくれたらそれでいいっていうか。もう時効だしさ。今ならなんのダメージなく聞けるもん。その好きな人とどうなったの?って」

「うん。話したいよね」

「うん、私さ、私ね、佐倉くんの声が好きだったんだ。だから話したいっていうのはある。怒んないでね?怒んないか、そんなことで。」

 

 

湊斗くんの涙の理由が青羽はわからない。

嫉妬でもヤキモチでも嫌だったわけでもなくて、ただただ単純にもう2度と佐倉くんと話せないことを思って泣く湊斗くんの主成分は本当に優しさでできている。そして、自分だけじゃない。もう2度と青羽が、大好きだった佐倉くんの声を聞けないこと、聞かせてあげられないことに泣く湊斗くんは絶対絶対幸せになってほしいって全私が言ってる。

 

 

 

有線から無線になったイヤホン。あの頃から進んだ時間。

偶然にも落としたイヤホンの片割れはあんなに会いたかった佐倉くんの足元に。

思わず逃げる佐倉くん。

一生懸命追いかけながら話す青羽だけどそれは佐倉くんには届いていない。

腕を掴まれたとき、「あ、捕まった」っていう顔する佐倉くん。追いかけてくる音も話しかけられている音も聞こえない佐倉くんはそこで始めて青羽に追いつかれたことに気づく。

 

 

 

ここからのラストシーンはもう、号泣しかなくて。

どんな思いで、青葉に対して手話を見せたんだろう。一番、この世で一番、耳が聞こえないことを知られたくなかった青羽に、どんな気持ちで手話で「うるさい」って言ったんだろう。「うるさい」なんて、青羽の声を佐倉くんは聞こえないのに、「うるさい」なんて聞こえないのに…。

 

 

ここの目黒くんの表情と手話と、そして春奈ちゃんの戸惑いの演技はもうなんていうか圧巻でしたね。

 

思わず手話の手を止めたくなる青羽の気持ちと裏腹に、一生懸命手話をして、自分はもう青羽と会いたくなかったと拒絶を示す佐倉くん。内容は全然分からないのに、佐倉くんの表情と声にならない声で、思わず泣いてしまう青羽。

 

「うるさい。お前、うるさい」

 

うるさいなんて、わからないのに。

 

 

 

「電話、するね」

「電話、するね」

 

 

もう2度と、電話はできない。

 

 

音がなるものは全て処分した佐倉くんの部屋。

ヒビの入ったCD。

音のない世界で生きる彼。佐倉くんの発する音が好きだった青羽。

 

 

 

 

 

 

 

つらい。つらいしかなくてギャン泣きした私。

ちょっと、ほんと、ツイッターで大号泣したっていう文面が流れてきて、ちょっと見てみようかな〜くらいで見てみた「Silent」。ここまで泣かされるとは思っていなかった。二人の演技、そして他の豪華な俳優さんたちの演技も圧巻です。こんな経験、全然したことないのになんでこんなに感情移入できるんだろう。

 

 

そんなこんなでちょっと思わずブログも書いちゃったんだけど(笑)あの、普段はジャニーズWESTの重岡くん大好きがメインのブログなので、もしなんらかの手違いで普段とは違う方が来てくださってたらごめんなさい。ただのオタクです。すんません。

 

 

第2話ももちろん見るからね〜〜〜!!!毎週の楽しみができたぞ〜〜〜〜!!!